オタク大学院生の奮闘記

東京の大学院生がブログを書く。

#12 「お金の超基本」という本の感想となぜ売れているのかを考察した。

タイトルの通り、この本を読み終わったので下に書く。

 

先日、近所の本屋に行った。

私はよく、本屋売り上げランキングに目を通す。

世の中のトレンドが少しでもわかるからだ。

この時期になると本屋大賞の本や有名作家の本が陳列されていたり、あとは自己啓発本なども並んでいる。

 

私の目を特に惹きつけたのが、「お金の超基本」という本である。

 

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何を書いているのかなと思い、目次や内容を立ち読みすると・・・

 

確かに、これは他人に詳しく訊けないめっちゃ初歩的な内容だった。

 

でもコロナ禍で先行きが見えない人たちが自分の資産を将来守ろう、知識をつけようと行動した結果が、この本のランキング上位入りに繋がったのだろう。

 

義務教育では習ってこなかった内容だし、大学院生の僕もよくわかっていない。

わかっていないことをネットで検索するのって1段上の行為なんです。

わからない人って自分がわかっていない状況そのものをわかっていない。

 

社会人になってからなんとなくわかる内容だし、下手すると社会に出てなんとなく働いている人はまだわかっていないかもしれない。

 

どういった内容なのか?

 

この本は大きく分けて7つの章に分けられている。

実際の見出しとは異なるが内容はざっくりとこんな感じ。

 

1.お金そのものの内容(社会での位置づけなど)

2.稼ぎ方(給与、賞与の仕組みなど)

3.税金について(所得税、住民税、確定申告など)

4.貯蓄(銀行や預金の話など)

5.お金の使い方(現金・クレカの使い分け、一戸建てや賃貸、車の買い方など)

6.備える(年金・保険の話)

7.投資について(投資の超基本という本の内容の簡潔版)

 

僕が特にこの本を買ってよかったなと思った理由が、2~5章の内容です。

 

2について。

給与・賞与の制度なんて就活のとき調べなかった。

多分仕事内容とかで選んでいる人がほとんどだと思う。

だからこそ入社後も漠然と給料を受け取るのではなく、しっかりと理解したうえで手取りを把握したい。

そういう人におすすめの内容です。

 

3について。

税金って色々あるんですけど、学生でバイトしている人は知る機会が無いと思う。

社会人になってからの方が税金ってめちゃくちゃ引かれる。

だからどういう内訳でどれだけ引かれているのかがこの本を読めばわかる。

 

4について。

銀行の真の有用性がわかる。

定期預金、自動積み立てなど。

最近浸透してきたネット銀行についても書いてある。

 

5について。

最近の若者は車を買わない。

物欲が無いというのもある。

複数人で車を所有するサービス、カーシェアリングのことや

家はローンで買った方がいいのか?アパートを借り続けた方がいいのか?

そういった物の賢い買い方について言及している。

 

その他の章も大事なことが書いてあるのでぜひ読んでほしいです。

 

基本的に読んだ本は保存せずに、中古に売りに出すのですが、

この本に関しては社会人になってからも読み返したいので保存決定。

 

お金そのものや制度について、この本の内容はほぼ網羅しているといっていいので、間違いなくお勧めしたい一冊です。

 

もし夏休み、帰省を止めた人や旅行行けなくなった人。

空いた時間にこの本を読んでほしいです。

めちゃくちゃ勉強になります。

 

自分も少し賢くなった気がするのでこの本にめちゃくちゃ感謝しています。

もし少しでも買いたいなと思った人で、本屋じゃなくてネットで買うって方は

下のリンクから買ってくれるとめっちゃうれしいです。 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。